インナーマッスル トレーニング方法

インナーマッスルトレーニングの特徴

 

 

インナーマッスルのトレーニングが、普段一般的に行う筋力トレーニングと異なるのは、高重量や高負荷をかけない点、身体が疲れるまで行わない点、トレーニングの間隔が短い、という3点です。

 

 

普通、筋力トレーニングでは重いバーベルなどを持ち上げたりするのですが、インナーマッスルトレーニングでは使用しません。重いバーベルを使ったりすると、アウターマッスルが活躍してしまいますから、100キロクラスのバーベルを持ち上げられるような筋肉隆々の人でも、肩部分のインナーマッスルを鍛える時には2キロ程度の軽いダンベルを使ったりするのです。その分、動作速度は速くなっており、回数も多くなります。

 

 

トレーニングの疲労度についても、筋肉をハードに追い込むのが目的ではなく、普段意識しにくい筋肉の活性化をさせるのですから、適度な刺激を与えるだけでいいのです。疲労を伴うまで行うと、むしろ逆効果となります。

 

 

トレーニングの間隔が短いのは、筋肉の回復が早いことからいわれているのですが、これにはあくまで個人差があるので、一概に毎日できるとか定義づけられるものではありません。

 

 

初めて取り組むというのであれば、まずは週に2~3回程度から開始して、状態に応じて回数を増やすようにしたらいいと思います。こうした特徴を知っておくと、具体的なトレーニング内容の理解も早いと思います。